STORYストーリー
閉館した映画館の元館主である幹男は、その映画館が入るビルが再開発で取り壊されることになり、自分の原点を辿り始める。
幹男の高校時代からの親友である信弘は、父親の認知症に正面から向き合えないでいた。
古くなりなくなっていくもの。 そして、そこに生まれる新しいもの。
変化をむかえる街で起こる、ほんの一瞬の出来事。



山口県岩国市出身の俳優・松林慎司が、自らの原点と向き合い初プロデュースに挑んだ長編映画。
物語の舞台となるのは、松林が生まれ育ち、実際に歩き、見つめてきた故郷・岩国。
撮影は岩国市で行われ、個人的な記憶と町の風景が静かに重なり合っていく。
監督を務めるのは、初監督作品『轟音』でスペイン・シッチェス映画祭をはじめ数々の国際映画祭から高い評価を受け、一躍注目を集めた片山享。自身の出自や身体感覚を演出に落とし込むことを得意とする片山監督の視線が、松林の記憶と交差し、唯一無二の「生活の映画」が誕生した。
主演の幹男役には松林慎司。さらに岩国市と深い縁を持つドロンズ石本、岡本信人が物語の要となる役どころを担い、篠田諒、佐伯日菜子といった実力派俳優たちが脇を固める。
また、「岩国最後の映画館」と呼ばれ、2012年に惜しまれつつ閉館した岩国ニューセントラルでもロケを敢行。
かつて人々が映画を観て時間を共有したその場所は、失われゆくものへの静かな眼差しを与えている。
閉館した映画館の元館主である幹男は、その映画館が入るビルが再開発で取り壊されることになり、自分の原点を辿り始める。
幹男の高校時代からの親友である信弘は、父親の認知症に正面から向き合えないでいた。
古くなりなくなっていくもの。 そして、そこに生まれる新しいもの。
変化をむかえる街で起こる、ほんの一瞬の出来事。
1975年11月6日生まれ 山口県岩国市出身
脚本家・羽原大介氏が主催する昭和芸能舎に旗揚げから主要メンバーとして参加。主な出演作は映画『残穢-住んでは行けない部屋』(16/中村義洋監督)、『Bird Song』(20/ヘンドリック・ウィレミンス監督)などがあり、近年ではAmazon プライム『次元大介』、映画『GOLDFISH』(23/藤沼伸一監督)『邯鄲の夢-三重芝居と四人の役者』(23/三天屋多嘉雄監督)『レンタル家族』(26/上坂龍之介監督)。長編初主演『いっちょらい』(23/片山享監督)以来のタッグ。今回が初のプロデュース作品となる。
1973年 広島県生まれ
1995年お笑いコンビ「ドロンズ」を結成。NTV『進め!電波少年』の企画「南北アメリカ大陸縦断ヒッチハイク」に挑戦し人気を博す。
その後はタレントとしてマルチに活動し、グルメ番組や旅番組などのリポーターのみならず、ドラマや映画、舞台など俳優としても活躍している。
主な出演作に『劇場版おいしい給食』(20)、Netflix『ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100 のこと~』(23)など。
1996年9月1日生まれ 神奈川県出身
dTV『眠れる真珠』(15/廣木隆一監督)でデビュー。主演短編映画『追憶ダンス』(16/土屋哲彦監督)にて【FOXムービー短編映画祭2016】審査員特別俳優賞を受賞。主な出演作品は、『サマーフィルムにのって』(21/松本壮史監督)、『散歩時間~その日を待ちながら~』(22/戸田彬弘監督)、『断捨離パラダイス』(23/萱野孝幸監督)、2024年の大河ドラマ『光る君へ』、2026年CX『東京P.D. 警視庁広報2係』では永山和也役、『津田寛治に撮休はない』(26/萱野孝幸監督)に出演するなど、注目度をさらに高めている。
2015年1月17日生まれ 京都府出身
2歳で保護犬となってしまい、4歳9 ヶ月で現在の里親に引き取られる。映画『死神遣いの事件貼』、BS朝日『ネコいぬワイドショー』、TBS系列『週刊さんまとマツコ』、フジテレビ系列『すぽると!』等、多数出演。2024年度より文部科学省認可・高等学校教科書『観光ビジネス』(実教出版)掲載中、動物愛護義援金活動キャラクター。日本犬保存会全国展覧会優良。
1960年10月20日生まれ 山口県岩国市出身
1960 年から続けている岩国市文化協会所属岩国演劇研究会「劇団のんた」所属。海外公演、ふれあい巡回公演等、地元岩国で精力的に活動。主な出演作にCM『2018年山口ゆめ花博』など地元企業広告出演多数。
2008年11月26日生まれ 山口県岩国市出身
ベストキッズオーディション2019GP。関西コレクション2021s/s kceステージ出演。各種キッズコレクション出演。TGCオーディション2025ファイナリスト。
1999年7月20日生まれ ネパール出身 山口県岩国市在住
アメリカン&メキシカンレストランを経営しながら、ブルワーとしてクラフトビールを醸造。本作にて映画初出演。
1960年3月5日生まれ 山口県下松市出身
俳優・声優 青年座映画放送所属。代表作 NHK朝ドラ『マッサン』 テレビ朝日『法医学教室の事件ファイル』 アニメ『ワンピース』つかこうへい舞台作品 多数出演。
1月9日生まれ 愛知県知多市出身
ドラマ『相棒』 season17 にてシャブ山シャブ子役にて注目される。主な参加作品に大河ドラマ『青天を衝け』映画『THEATERS』ドラマ『ブスの瞳に恋してる2019』他。歌手としても活動。舞台多数出演。
1987年4月28日生まれ 山口県岩国市出身
元宝塚歌劇団宙組娘役在団中は『逆転裁判』『雨に唄えば』などに出演。退団後は舞台・テレビ・CM で活動。主な出演作:舞台 『愛と青春の宝塚』『アリスインワンダーランド』 CM『カルビーポテトチップス』 など
2025年12月岩国にて凱旋コンサート開催。
1977年生まれ 奈良県出身
1994 年、映画『毎日が夏休み』で、16歳で俳優デビュー。その年の日本アカデミー賞新人俳優賞、山路ふみこ賞新人賞などの各新人賞を受賞。その後、1997年のテレビドラマ『EKO EKO AZARAK エコエコアザラク』でヒロインを演じ、1998 年の映画『らせん』の山村貞子役で脚光を浴びアジア各国を中心に話題を集める。2026 年には本作はじめ映画、ドラマなど6本の出演作が待機中。
1948年1月2日生まれ 山口県岩国市出身
東海大学第二工学部建築科卒。1963年NHK『少年福沢諭吉』でデビュー。
主な出演作品 TV:肝っ玉母さん、ありがとう、渡る世間は鬼ばかり、獅子の時代、人形劇三国志(声)、鎌倉殿の13人、ナニコレ珍百景、映画:吾輩は猫である、悪魔の手毬唄、坊ちゃん、釣りバカ日誌13
趣味:野草観賞・採取、三味線(小唄)
1980年9月14日生まれ
長編初監督作 『轟音』(2020)はスペインのシッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭 ブリガドーン部門に正式出品され、国際的な注目を集めた。俳優としての感性を活かした丁寧な人物描写と、“嘘のない映画”を追求する姿勢が一貫した特徴である。2026年は『時のおと』に引き続き2本目の劇場公開作となる。
東京藝術大学大学院映像科にて柳島克己撮影監督のもと映画の撮影、照明を学ぶ。
参加作品に『石がある』(太田達成監督)、『MADE IN YAMATO「三月の光」』(清原惟監督)等。
立教大学、東京藝術大学大学院卒業後、フリーランスで活動。
参加作品に『まき絵の冒険』撮影・照明、『感光以前』撮影等。
東京藝術大学大学院 映像研究科サウンドデザイン領域を修了。在学中に映画の録音・整音を学ぶ。参加作品に『道草』(片山享監督)、『夢半ば』(安楽涼監督)、『ほなまた明日』(道本咲希監督)、『石がある』(太田達成)など。
30年以上にわたり、140 本を超える映画・テレビ作品の音楽を手がける。担当作品はカンヌ、ベルリン、トロント、サンダンス、ロッテルダムをはじめとする世界の主要映画祭で数多くの受賞・ノミネートを獲得。
Asian Movie Pulse の「50 Greatest Asian Film Soundtracks」では8 位・19 位にランクインするなど、国際的な批評家からも高い評価を受けている。映画音楽の世界的権威、World Soundtrack Academy には日本人として3人目の正式会員として所属。

瀬戸内海の安芸灘に位置する、海面に武士の兜を置いたような独特のシルエットが特徴の島
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COMMENTコメント
知らない町。
閉館した映画館がある。
穏やかな海がある。
そこに住む知らない人たち。
知らないのに懐かしい。
寂しそうな目をした二人のおじさんと知らない過去を思い出す。
小さな幸せ。
愛おしい時間。
津田 寛治 (俳優)
私が学生の頃、岩国に10軒近くあった映画館も、今はもう1軒も無い。
何かを失い、忘れ去られ、何かは残り、また新しく生まれるのが世の常とはいえ、
思い出のつまった映画館が取り壊されるというこの映画の主人公の横顔に、
胸の奥をギュッとつかまれるような感覚を禁じ得ない。
その一方で、昔と変わらぬ穏やかな瀬戸内の景色、
かぶと島のどこか愛嬌のあるシルエットに救われるのだ。
弘兼 憲史 (漫画家)
瀬戸内海の美しい多島海に浮かぶ「かぶと島」は何世代も変わらず人々の営みを見守っている。
人口減少に伴う街の営みの変化の中で静かに映画館の衰退も進む。
一館の映画館の閉館を通して、先代との時間を超えたやりとり、
脳裏に残る映画の記憶や仲間との交流そして次世代への継承の葛藤が静かに
そして洗練されたカメラワークによって的確に捉えられている。
この映画は岩国を通して、日本の地方都市の苦悩と未来への格闘を伝えようとしている。
光井 純 (建築家)
「わやじゃのう」のような故郷の言葉が飛び交うと、癒されたり、急に地元に帰りたくなりました。
自分も地域のために頑張りたくなるような元気をいただきました。
母校の野球部の練習に参加してる姿。
子どもの頃から愛着ある古の地元の映画館(柳井セントラル)がなくなったときの寂しさ。
山口の人は、みんな僕と同じだなあと気持ちがかさなりました。
長州が舞台の幕末大河ドラマ「花神」で金子重之助役を見てからファンの岡本信人さんの老人の役は、心打ちました。
故郷の小さな癒しを大事にしたいです。高校時代よく藤生の駅に友人にあいにいきましたが、
かぶと島は一度もみたことのないので里帰りの時に瀬戸内の景色に浸りたいです。
松村 邦洋 (タレント)
岩国の私が知っている街が舞台になっていて、映画館が閉館したことにより、
松林さんが演じる幹男の元気がなくなっていました。
ただ、それを支える友達など周りの人間が幹男に寄り添い続けているところは、
岩国市民の人柄の良さを表していると思いました。
私も高校時代に親元を離れて岩国に行き、右も左も分からない状態で岩国の方々に
助けてもらっていました。そんな岩国の良さをこの映画を観て改めて感じました。
加納 虹輝 (東京オリンピックフェンシング男子エペ団体金メダリスト)